東北関東大震災

2011/03/11 hiroshimanikki

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広島のオフィスでは、何も感じなかった。
会社の他の建物にいた同僚は少し揺れたという。

しばらくして津波注意のメールが回ってきた。
いつもの地震の後に送られてくる、ただの念のための注意だろうと思っていた。

もうほとんど定時になっただろうか、大変なことが起きたらしい、という情報が入ってきた。
携帯のワンセグで見ると、仙台で大津波が発生。市街地が全滅したという。
これは、、、すごい大災害だ。沿岸の人々は避難できたんだろうか？

なんとなくそわそわしてきたので、定時になると、そそくさと仕事を終えて帰った。

ＴＶをつけると、どこも緊急報道番組。
次々に津波の映像が放送される。火災も発生しているようだ。

真っ黒い海が逆巻きながら、家々を瓦礫に押しつぶしながら、美しい畑を埋め尽くしてゆく。河をさかのぼる津波、その横の畑を埋め尽くしながら広がる津波、橋の上でとまっているトラック。その橋への道も見る見るうちに沈んでゆく。そこを走っていた車は、、、津波に飲み込まれてしまった。

大勢の命が一度に飲み込まれる。映像ではまだ生きていた命が、、、
今は水の底で、瓦礫の下敷きになって、失われている。

東京も大変になっている。
コンビナートも火災が起きている。
電車がストップ。車は大渋滞。
歩いて帰ろうという人々。
広島でもようやく３０ｃｍの津波が観測されたそうだ。


首都圏にも大きな影響がでているというこは、この災害、とてつもないインパクトを日本に及ぼすことになるのだろう。

それよりもなによりも、今この瞬間に命の瀬戸際にいる人たちが、大勢いらっしゃるに違いない。
いち早い救助活動の開始と、適切な報道と、何よりも被災者の皆さんの無事を祈る。

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