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石柱渓(山口県豊田町)
2005/08/08 ando
角島での海水浴からの帰り、美祢の手前にある石柱峡に寄りました。
場所をよく確認していなかったため、道案内に沿っていきました。
角島からだと国道435号の美祢のテクノパークの手前、豊田前町から左折して山に入ります。おかしいなと思いつつ、細い道を登って下る。
すこし広い道に行き当たってぐるぐる。なんだか引き返す感じだ。
(実は手前の豊田町から豊田湖方面に向かったほうが早かったし、道もよかったようだ。)
ようやく橋を渡るとあと0.1kmと出ている。
石柱渓という看板の前には、小さな家&お店があります。よろずやのような。そこから少しはいったところにある駐車場に車をとめました。ようやく到着。
あたりの畑にはでっかいトマトが生っていたり、田んぼやらがあります。いい田舎です。
きれいな看板の割には寂れているなあ。
看板の向こう側の細い道をくだって橋を渡ります。ちなみに手前にはお手洗いもあります。きれい!。手をあらう水がものすごい勢いででてきます。注意。
休耕田の上を赤トンボが飛んでいます。静かで平和。
さあ、上り口です。薄暗い木の中に階段は続いています。
ちょっと、不気味な感じだ。
また、解説があります。
やはり名前の由来は、柱状節理みたいですね。
城崎温泉のそばの玄武洞を期待してしまいます!
案内図を見ると、たくさん滝があるんですね。経験からいうと、こんなときは、とにかくちょっとでも落差があると名前がつけられてしまう、という、、、
案の定、これが最初の滝だそうです。
この調子で次々と滝という瀬がでてきます。
水の透明度があまりないのも気になります。
基本的に上りです。階段をえっさほっさと登ります。
曇っていて陽がでていないので暗い。
そこら中にくもの巣がかかっています。
顔にかかると、気持ちがわるいでしょう。
先頭を行く人は、持ってきたうちわを振り回して払いつつすすんでください!
これが柱状節理ですね。思ったよりも不ぞろいです。
しかし、この柱の上を水が流れてゆくってのも、趣があります。
小さい滝ですが、さまざまな表情で流れてゆきます。
最後の滝は?と登ってゆくと突然あたりが開けました。ここが終点のようです。
道があって車もはいれそう。
田んぼもあって川はその向こうに続いているようです。
道理で水がそれほどきれいでないわけだ。
ちなみに後で確認するとこの向こう側はゴルフ場らしい。
さあ、引き返そう、ときびすを返すと、少し明るくなってきました。この小さな狭い峡谷に陽射しが射してきました。
見上げると葉が緑に光っています。
水面に光が反射してきれいに見えます。
木漏れ日が柱状節理の小さな滝に、スポットライトのように差し込んでいます。
ようやく入り口に帰ってきました。一時間くらいかなあ。
夕日が谷間を明るくしています。
ということで、また細い道を戻って、美祢から高速に乗り、廿日市でおりて、でっちで晩飯代わりにラーメンを喰って、帰りました。
ちなみにこれは、最近できたという、赤のラーメン
ツカレター
<データ>
県立自然公園 石柱渓
山口県下関市豊田町大字今出
新緑、紅葉の時期が美しい、、、らしい。
滝はどれも小さなものですが、それほど足腰が強くなくてもゆっくり一時間くらいで往復できます。ゆっくりと歩きましょう。(うちわなどでくもの巣を払いつつ、、、)