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ひろしま日記:砥部焼(松山)

砥部観光センターの売り場

2004/07/31 ando


奥道後温泉のプール (砥部って本当は伊予郡らしいんですが、ま、松山でいっか。(えーかげん))

 前日は、タオル美術館にいったあと、奥道後温泉に泊まりました。いい天気なので、プールに入って、鉄骨が錆だらけのジャングル風呂に入りました。
(夕食バイキングでその場で作っているショウろんぽうがうまかった、けれども、できあがるまで時間がかかるため、なかなかありつけなかったのがネック)

 その翌日は、そろそろ台風の風が強くなってきました。
 でも、せっかくだから、みんなで砥部までいって絵付けをしよう、ということにしました。

 松山の面倒くさい道路をくねくねとたどいきます。雨がもう降ってきた。ちなみに台風がくるので臨時休業という張り紙がある道路沿いのお店も結構ありまして、危機感をそそります。
 なんとか、砥部方面に向かい、砥部焼観光センターに入りました。
 ほかにも砥部町陶芸創作館なんやらあるようなんですが、台風が心配なのでさっさと終わって帰らないと、と、真っ先に見つかったここに入りました。

 一階の絵付けをしているところを見学すると、まあ、簡単そうですね。
 二階が絵付け体験の作業場になっているようです。

 お皿やらプレートやらいろいろありますが、とりあえず手ごろな湯のみに、それぞれが勝手に絵付けをしました。

 絵の具は、黒っぽいのが青くなり、赤いのが茶色になり、緑は緑。
 赤はきれいに色がでない、というので、黒を主体に、緑を少し使うことにしました。
 器の下には絵付けをしないようにっていうのに、、、、おーい、好き放題塗っているやつがいる。

絵付けフロア ろくろ?と素焼きの湯のみ 絵の具、出来上がりと色のイメージは違う

 いろいろモチーフは、あるようですが、トンボを描くことにしました。鉛筆で下絵を書いて、久しぶりに筆をとりました。
 さあ、書くぞ、と筆を素焼きに下ろすと、、、ぼたっ、、、、泣
 いきなりぼったり液がついて、トンボの目がでっかくなりすぎてしまいました。
 ふー、あんまり厚く塗ると黒く焼けすぎてケロイドになってしまう、、、ということだったのに。

絵付け後 鉛筆で下絵を書く


 轆轤(ろくろ)もつかってぐるっと線を引いたりしていると、あっという間に一時間くらいたってしまいました。

 さあ、どんな作品になるのでしょう?
 焼きあがるまで一月くらいかかるそうです。宅急便で送ってくれるとのこと。

 改めて、下の商品をみると、、、、なるほど、うまいですのお。


焼く前 出来上がり。ふた周りほど小さくなる。白く厚手の器、普通の磁器にはないぬくもりを感じます


 さて、思ったよりもずいぶん時間を食ってしまいました。風がだいぶ強くなってきました。
 実は、ダイニング樹庭ってところで昼飯を食べようとしたのですが、この日は貸切でだめ。しかなたく、国道317=山道を通って帰ることに。

 今治まで行きましたが、心配だった通行止めにはなっておらず、まだ橋は通れるようです。
 でも、すごい。海は風で煙っているし、車もハンドルが取られまくりです。
 最初はそれとは気づかなかったけれど、橋をつっているワイヤーが甲高い声で共鳴していました。

 途中、コパンという島のパン屋さんで、手作りのパンを買って車内で食いつつ、また、橋を渡ってかえりましたとさ。


<データ>
砥部町のページ
砥部焼観光センター
えるナビ のなかの それいけ!瀬戸内漫遊記より、33回砥部焼編 (陶芸創作館)
コパン  TEL 0897-84-3821  794-2110 愛媛県越智郡吉海町大字八幡188


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