南極観測船 しらせ
2002/10/06 ando
呉市制100周年のイベントとして、南極観測船 しらせの見学会があるというので行ってきました。
広島から国道185号線を海沿いに呉まで。魚見山トンネルをでて海岸通りをちょっと走りクレイトンベイホテル方向に曲がると突き当たりに係留されていました。
近くに駐車場はないということで、遠くの臨時駐車場にとめなくてはいけないようです。(われわれは、、、、子供もいるしい、、、)
さて、会場に行くと乗船するための行列がだいぶできていて、船内に入るまでに40分くらいは待ちました。日差しがきつくて持参のお茶が役に立ちまくり。
ようやくタラップです。後部甲板に登るとさらに行列が!
どうやら船内を見るためにはここからさらに30分も並ぶようです。
もういや。じゃあ、ヘリコプターをみて、展示でもみて帰ろうか。
周りをぐるっとまわると、、なーんもない。やはりイージス艦なんかのほうが大砲があったりミサイルがあったりして見ごたえがありますね。(おいおい)
隕石をみたり、すっかり小さくなってしまった南極の氷にさわったりして、帰りました。
南極隕石
南極で発見された隕石(南極隕石)は世界で17,000個。
その内の8,900個は日本隊の発見によるものである。
この中には月や火星から飛来した貴重なものもある。
また、宇宙の成り立ちや生命の起源を探る手がかりになると期待されている。(説明文より)
南極の石
南極の石の呼称は国際委員会においてアンタークテカイトと定められている。
南極の石は非常に古く、少なくとも6億年以前の学術的に貴重なものである。
先カンブリア紀の片麻岩や結晶片岩などの変成岩で世界でも古い岩石といわれている。
これらは石英や長石の間に黒い角閃岩、雲母、ガーネット等が層状、あるいはごま状に入っている変成岩の一種である大理石やホルンフェルズという泥岩のかたまり、あるいは火成岩である玄武岩などもある。また氷河石は氷河時代に氷の移動することによってこすれてできた擦痕のある石で大変珍しく貴重なものである。(説明文より)
砕氷船しらせ
ときおり各地にあらわれては、物見高い人々の時間を拘束する海上自衛隊所属の艦艇
通常の自衛艦の背景に溶け込む地味な色とは異なり、南極の平原で写真うつりがよいようにオレンジ色に塗装されている。
タラップが2つあり自衛隊関係者家族はショートカットできるようになっている(らしい)ところも、見物たちの自衛隊にたいしての反感怒を調査する上で貴重な手がかりになる。
ちなみに通常は南極観測船と言っているが、自衛隊ではあくまで砕氷艦であり南極地域観測にたいして協力する、、、という立場をとっている。(他にどんな任務をこの船はもっているんだろう。国家機密に違いにない!)
南極の氷
砕氷船しらせの甲板でしばしば発見される。
内部には空気の泡が入っていることから南極の空気のかんづめとも呼ばれる(だれに?)
つめたいということのほかに、子供を呼び寄せ、さらにおもいっきり触りたいという欲望をつのらせる特徴をもつ。あまつさえ大人気ないおやじも子供を押しのけるようにして触るという現象が時折観測される。
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