旧日銀広島支店

電車道をはさんで正面から見た図頼山陽資料館方向から見た建物

2001/1/14 ando

正面には紅葉の木があったんですね  旧日銀が一般公開されました。とっても寒い日曜日でしたが以前からあの巨大金庫が気になっていた私としては、見逃すわけにはゆきません。ということで出かけてみました。
 入り口のそばにあるプレートによると、爆心地から380mにあったこの建物は倒壊はまぬかれたものの内部が火災になり42人の犠牲者がでたそうです。
(なぜかパンフレットには、17名の犠牲者と、、、)


結構狭い客だまり  受付では市の職員のかた?がパンフレットをくばっていました。
 見上げると明り取りの天井がとってもたかく、、なぜ銀行ってこんなに天井が高いのでしょうか??
明かりとり

応接室のなか  1Fの応接室にはカーテンがかかっていて外の紅葉の木陰が見えます。窓だけ見るととっても静かです。


支店長室の壁  2Fにあがると支店長室がありました。木製の壁には傷跡が残っています。
 被爆時、開け放してあった3Fの窓からの爆風が2Fのこの部屋にも入ってきて、吹き飛ばされたものが突き刺さったそうです。


3階 第2会議室  それぞれの部屋にはなぜか椅子が置かれていて、、、やはりあると座ってしまうのが人情ですの。
 建物は四角ですが、ぐるぐる歩いていると結構方向がわからなくなってしまいます。


地下金庫  地下には金庫がありました。みんな熱心にCheckしています。(金庫破りでも計画してんかいな)


監視廊下  金庫の周りは、監視通路になっていて周辺からの侵入を防止できるようになっています。すげー。


2階から1階を見下ろす  1Fの事務所には市大の芸術学部の作品が展示されています。
 市民美術館や展示場にしたいとか、いろいろなアイデアが出されることと思います。
 なるべく、この形のままで残してゆきたいですね。
オブジェ


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